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焼肉の部位や種類の特徴
焼肉の部位と言えば大抵の人が思い浮かべるのが、「カルビ」や「ロース」であると思います。
そういうアッチーもほんの数年前までは、焼肉で食べるものはカルビ、ロース、タン、ホルモンぐらいでした。
たまにちょっと贅沢して、特上カルビや特上ロースといったランクを上げたものを注文するのが普通でした。
近年では、希少部位と呼ばれる1頭から少ししかとれないような部位の肉が注目され始め、一般にも浸透し、それを扱う店も増えてきました。
実際に食べてみると、カルビやロースといった味わいとは全く違うけれども、本当においしい部位というのがまだまだあるのだと感心させてくれます。
そんな実際に食べてみて本当においしくて、感動を味わせてくれた部位をぜひみなさんにも知ってもらいたくて
そんな感動を味わせてくれる部位をランキングにしてみましたのでご紹介してみたいと思います。
第14位 ロース

第14位は焼肉の王道のロースです。
牛の首のつけ根から腰にかけての部位で、肩ロースまたはリブロースを言います。
その中で最も首に近い部分が肩ロースです。
ロースと言っても写真のような赤身肉から、もっときめの細かいサシが入った霜降りまであります。
肉好きを魅了する程よい食感と味が特徴です。
きめの細かい脂身が入っているので、脂身の甘さと肉質のやわらかさ、赤身肉のおいしさが味わえるので味のバランスがとても良いです。
上質のものはサーロインにも匹敵する味わいとして、肉好きを虜にするおいしさです。
アッチーはカルビとロースは定番中の定番なので、大体焼肉を食べに行ったときには頼んでいます。
カルビのように脂っこくないのでさっぱりしたお肉が食べたい方には、おすすめの一品です。
おすすめの味付け : 塩または醤油
カロリー : 高い
第13位 とうがらし

第13位はとうがらしです。
肩から前脚上部の部位を呼び、くり、とうがらし、みすじ、しゃくし、三角などがあります。
とうがらしは、形がとうがらしに似ていることから名づけられています。
なので、もちろん全然辛くありません。
よく動かす部位なので脂肪が少なくかたいので、煮込み料理に使われることが多く、焼肉の場合には薄切りにしています。
とうがらしは肩甲骨に近い部分の肉で、とても希少部位であり、赤身の旨味が特徴です。
希少部位のため1頭からとれる量も少ないので、値段も高価になりがちですが、
もしもお店などで見かけることがありましたら一度食べてみることをおすすめします。
おすすめの味付け : 塩または醤油
カロリー : 中
第12位 うわみすじ

第12位はうわみすじです。
これも赤身肉の代表で希少部位の1つです。
かむほどに味わい深い凝縮感のある赤身のうまみが味わえます。
厚切りに切ってありますが、肉質はとても柔らかく焼いた後、噛むと簡単に噛みちぎれてスジはまったくありません。
赤身肉ではありますが、きれいなサシが霜降りに入っていて脂身の甘さと赤身ならではの淡泊さの両方を味わえます。
おすすめの味付け : 塩、タレ、醤油
カロリー : 中
第11位 肩芯

第11位の肩芯です。
これも希少部位の1つですね。
肩ロースの一部で別名でクラシタと呼ぶこともあります。
写真を見ても分かる通り、肩芯になるとだいぶ赤身というよりか脂身が多くなってきているのが分かります。
しかもサシの細かさですが、さらにきめ細かく霜降りに入っていて、食べると本当に脂身の甘さを味わえます。
厚切りですが肩芯もとても柔らかく、ロースと比べるとややスジっぽいですが、まったく気にするようなスジではないので
簡単に歯で噛みちぎれて、噛みしめるたびに肉の甘さがあふれ出てきます。
脂のうまみと肉らしい食感を求める方には、おすすめの一品です。
おすすめの味付け : 塩または醤油
カロリー : 高い
第10位 大三角

第10位が大三角です。
前脚の近くの部位でくりとうわみすじの間にある部位になります。
程よいサシと上質な赤身を兼ね備えたバランスのとれた希少部位です。
赤身の持ち味が前面に出て、赤身好きな人に好まれる通好みの味です。
カルビやロースと比べると若干かたいですけど、肉本来のうまみを味わえるのでおすすめの一品です。
おすすめの味付け : タレ、醤油
カロリー : 中
第9位 マルシン(丸芯)

第9位はマルシン(丸芯)です。
大三角の中心にある部位を言います。
よく言われるマルシンは、内ももの下部の内側にある球状の部位を言うのですが、
今回の焼肉グレートさんのお店では、大三角の中心部分の部位をマルシン(丸芯)と呼んでいます。
味は大三角と同じように赤身肉のおいしさが味わえますが、写真で分かるように霜降りのサシがさらに多く入っており、
大三角よりも脂身の甘みををより一層感じることが出来ます。
しかもとても柔らかいのが特徴です。
おすすめの味付け : 塩または醤油
カロリー : 中
第8位 カルビ

第8位はカルビです。
焼肉の王道ですね。
ともバラという部位で胸から腹にかけて肋骨のまわりの肉をバラ肉、肋骨の内側の肉をともバラと呼びます。
ともバラの内、腹側の肉を外バラと呼び、焼肉店ではカルビと呼ぶことが多いです。
霜降りになりやすいですが、牛が呼吸するときに動く場所なので、サシのきめ細かさはやや粗いです。
肉らしい濃厚な味が魅力で、こってりした甘みが香ばしく焼けた脂とからみ、ザ・焼肉と呼ぶにふさわしい一品です。
おすすめの味付け : タレ
カロリー : 高い
第7位 シャクシ

第7位はシャクシです。
肩から前脚上部までの肉の内、肩の部分にある部位。
別の名前でくりや腕三角とも言われます。
噛むほどに味わい深い凝縮感のある赤身のうまみが味わえます。
始めて食べた時の感想は、ヨーグルトのような味がしてとても不思議な風味でした。
一緒に食べた人も同じことを言っていたので、自分の舌がおかしい訳ではなく、安心した記憶がいまだに忘れられません。
たまたまだったのかもしれませんが、あれ以来その感動が忘れられず、シャクシのとりこになってしまいました。
おすすめの味付け : タレ
カロリー : 中
第6位 レバー

第6位はレバーです。
牛の肝臓です。
繊維質が多く、ビタミンAやB1、B2、鉄分などが豊富に含まれ、栄養価がとても高いです。
肉食動物が獲物を捕らえると真っ先に食べるのが、このレバーであることから最も栄養が蓄えられている証拠です。
ただ、内臓系の典型であり、特有の臭みや舌触りがあり、苦手な人も多いのが特徴です。
生レバーと焼きレバーの2種類があり、現在は生レバーは店で食べることが出来なくなってしまいましたが、
焼きレバーは食べられなくても生レバーなら食べられる人もいます。
自分もそんな一人で、生レバーはほんとに大好きです。
ほんとに新鮮でおいしいレバーは、まったく臭みがないので本当においしいレバーに出会えて幸せです。
おすすめの味付け : 塩
カロリー : 低い
第5位 ハラミ

第5位はハラミです。
横隔膜のうち、背中側の部位をハラミ、肋骨側をサガリと呼びます。
上質なものは霜降りになり、濃厚でジューシーな味わいも含めてカルビに似ています。
ただ、内臓系の肉なので若干ですが味にクセがあるので、内臓系の味が苦手な人には、味が気になるかたもいると思います。
味はカルビに似ていますが、カロリーが低めで価格も若干安いので人気上位になりつつあります。
サガリの方がやや赤みが多く、さっぱりとした味が楽しめますよ。
おすすめの味付け : タレ、塩、醤油
カロリー : 中
第4位 タン

第4位はタンです。
牛の舌です。
先端から順に、タンさき、タンなか、タンもとの3種類に分かれており、タンさきはシチューなどに使われ、タンなかとタンもとが焼肉に使われます。
タンもとのさらに奥の部分は、芯タン、トロタン、タンカルビなどと呼ばれ、霜降りのとろける美味しさと弾力のある食感を同時に味わえます。
この芯タンは、こんなに厚切りなのにとても柔らかくて、さっぱりとした味わいで1品目で最初に味わう焼肉の王道ですね。
味付けはレモンが一般的ですが、仙台ではみそ漬けにして出す店もあるようです。
おすすめの味付け : 塩または味噌
カロリー : 中
第3位 シャトーブリアン

第3位がシャトーブリアンです。
もう第3位から第1位までは甲乙つけがたいぐらい美味しい肉で、あえて順位をつけるならばでランキングしています。
サーロインの内側の腰椎に沿った細長い部位。
ヒレは1頭からわずか3%程度しかとれなく、シャトーブリアンはヒレの中のさらに中心部分のみからしかとれません。
そのため、言わずもがな超希少部位で超高級です。
肉の女王と言われるほど、柔らかさと上品な味で脂肪が少ないため、濃い味付けをしなくても肉の持つうまみで十分に美味しいです。
超高級肉だけあって、すごく柔らかくこんなに厚切りなのに簡単に噛みちぎれます。
ほんとうに今まで食べた肉の中で一番柔らかかったです。
一生に一度は食べておいて損はないと思える感動の一品です。
おすすめの味付け : 塩
カロリー : 中
第2位 サーロイン

第2位はサーロインです。
ロースのうち、腰に近い部分の肉で「サー」の称号が付くのは数ある部分の肉の中でもこの部位だけです。
きめ細かいサシが入った霜降りはまさに芸術品です。
芸術的なサシが絶品で、まさに称号をもつほどの牛肉の王様です。
味はきめ細かい肉質とジューシーでとろけるような舌触り、食べた時の口の中に広がる豊かな風味は、本当に最高です。
おすすめの味付け : タレ、塩、醤油
カロリー : 高い
第1位 みすじ

第1位はみすじです。
数ある部位の中でアッチーがもっとも美味しいと思えたのがこれでした。
というのも、みすじを知ったのは、希少部位の肉が流行りだし始めたここ10年ぐらいなのですが、
初めて食べた時のみすじがあまりにも美味しくて感動してしまい、その感動がいまだに忘れられないです。
脂の甘さと赤身のうまみ、そしてとても柔らかくしっとり、しかもタレとの相性がベストマッチであり、こんな美味しい肉にめぐり合えたことに幸せです。
みすじは肩甲骨の裏側の肉で、最大でも1頭から5kg程度、質のいい部分は1kg程度しかとれないため、とても希少部位です。
肉質も良く、さっぱりとした脂が赤身のうまみに溶け合います。
もしもまだ食べたことがない人はぜひ食べてみて下さい。おすすめです。
おすすめの味付け : タレ、塩、醤油
カロリー : 中
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